14時間に追われ、プレッシャーのかかる回路のデバッグ作業。トラブルの原因となりそうな波形がようやくちらっと現れたのに、すぐに次の波形で上書きされて消えてしまったという経験はありませんか? このようなとき、再び波形が表示されるまで再測定を繰り返していては時間を浪費するばかりです。ヒストリ機能は、トリガのかかった画面を過去のにさかのぼって自動でバックアップ保存しておき、後から検索、表示、解析を可能にする大変便利な機能で、デバッグ作業の効率を大幅に向上します。 ● ヒストリ機能があってメモリー容量も十分なのに、肝心のサーチ機能が貧弱なケースもあります。せっかくメモリー上にデータが残っていても、一枚一枚波形を確認する必要があり、膨大な時間がかかってしまいます。Attention! ● ヒストリ機能やメモリー分割機能を使用するために、専用モードにあらかじめ切り替える必要のある製品では、いざというときのバックアップ用途には有効ではありません。また、メモリー容量が十分でないため、せっかくの機能がほとんど役に立たないケースもあります。POINT大容量のヒストリ機能&サーチ機能があること08
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