オシロスコープの選定で重要な14のポイント
20/28

20 ● 測定対象信号の各種情報(ビットレートなど)があらかじめ得られていないケースでは、適切な設定条件に素早くたどり着くことは極めて困難です。多くのオシロスコープには、組込みシステム・車載用の各種シリアルバス測定用に、トリガやデコード表示機能が用意されていて、コマンドやステータスが一目で確認できます。Attention!  ● シリアルバスの設定は、手動でレコード長、サンプルレートを設定し、さらにビットレートや電圧レベルなど、バス固有の細かな設定を注意深く行う必要があります。一つでも設定にミスがあると、波形が正しく表示されません。 ● 初期設定を自動で行うインテリジェント機能を備えたオ ● IDだけでなく、データやエラーコードでトリガをかけら ● 速度の異なる複数のシリアルバス信号を同時デコードしたり、アナログ信号と並べて表示して比較解析できることはシステム検討を効率的に行う上で大変重要です。POINT 10 シロスコープは、設定時間を大幅に短縮します。れる柔軟性があると様々なケースに対応できます。POINT10シリアルバス解析の設定が簡単にできること

元のページ  ../index.html#20

このブックを見る