AQ2200用光センサヘッドを開発・発売
~光通信関連機器の生産ライン用試験・検査システムに最適~
光センサヘッド(中央)とインタフェースモジュール(左)
横河計測株式会社(本社:東京都武蔵野市、社長:山崎 正晴)は、当社の光通信関連機器用マルチアプリケーションテストシステムAQ2200シリーズの新ラインアップとして、高確度で高安定に光パワーを測定できる、光センサヘッド「AQ2200-232」を開発、本日発売しますのでお知らせします。「AQ2200-232」は、光通信ネットワークに必要な光トランシーバや光ファイバコードなど光部品の生産ラインにおける試験・検査システムに最適な光センサです。
インターネット、スマートフォン、地上波デジタル放送などの大容量・高速通信サービスの普及やクラウドサービス向けデータセンターの拡大により、通信網を支える光伝送装置に組み込まれる光トランシーバの需要が年々増加しています。光トランシーバの生産ラインでは、試験・検査の効率化を図るため作業者の手元に光センサを配置して行う空間光の手元測定やI-L特性(駆動電流対光パワー特性)の高速測定が求められます。
当社は、お客様のこのようなニーズに対応するため、高確度で高安定に光パワーを測定できる光センサヘッド「AQ2200-232」を開発しました。
当社は、横河電機の米国子会社を通じて、1月30日(火)から2月1日(木)まで米国サンフランシスコの Moscone Centerで行われる、光学技術分野で世界有数の展示会「Photonics West 2018」に本製品を出品します。
光伝送装置や光デバイスの開発・生産時に光の特性を評価するためには、光源、光信号の経路を変更する光スイッチ、光の強さを減衰させる光可変減衰器、光レベルを測定する光パワーメータなどが必要です。当社のマルチアプリケーションテストシステムAQ2200シリーズは、これらの機能をプラグインモジュールにして各種ラインアップしています。お客様は、これらのモジュールを自由に組み合わせて必要な測定アプリケーションを1台で構築でき、プラグインモジュールを交換、または増設することで新しい測定システムを簡単に構築することができます。
以上
光デバイスや光伝送装置の測定に最適なテストシステム
Grid波長可変光源、高速測定に対応した光センサー、高分解能で高速な光減衰器、省スペース光スイッチなど、各種プラグイン測定モジュールをラインアップしております。
空間光測定のための大口径センサヘッド
AQ2200-232はφ5mm、AQ2200-242は□5.8mmの受光素子を搭載し、手元での空間光を測定できます。