MATLAB WDFアクセスツールボックス

本ソフトウェアは、スコープコーダで測定したデータ(WDF)ファイルから波形データを読み込み、MATLABへのデータインポートサポートする、mスクリプトによるシンプルな波形取得APIです。
これにより、MATLABへの実信号データ入力が容易になります。

  • 本ソフトウェアは、MATLABツールキット(701991)を置き換えるものです。

MathWorks社が開発・提供している数値解析ソフトウェアです。

対応製品

DL350, DL850/DL850Eseries, DL950, SL1000, DLM2000, DLM3000, DLM4000, DLM5000, DLM5000HD, DLM6000

機能

  • MATLAB上で、保存されたWDF(波形)データファイルから波形データを取得する。
  • MATLABからの計測器の制御やオンラインでの計測器からのデータ取り込みは、MathWorks社の Instrument Control Toolbox をご利用ください。

MATLA_機能

ソフトウェア構成

以下のファイルが提供されます。

ファイル名 説明
ytmWdfAccessToolbox API情報を表示
ytmWdfGetData 波形データを取得
ytmWdfGetHistoryCount ヒストリ数を取得
ytmWdfGetHResolution X軸分解能を取得
ytmWdfGetHUnit X軸単位を取得
ytmWdfGetLogicBitName ロジックデータのビットラベル名称を取得
ytmWdfGetRecordLength 記録点数の取得
ytmWdfGetTraceCount ファイル内の波形本数を取得
ytmWdfGetTraceName 波形のラベル名称を取得
ytmWdfGetTriggerDate 波形のトリガ日付を取得
ytmWdfGetTriggerOffset トリガ位置までの波形先頭からの点数を取得
ytmWdfGetTriggerTime 波形のトリガ時刻を取得
ytmWdfGetVLowerScale 波形のスケール下限値を取得
ytmWdfGetVUnit Y軸単位を取得
ytmWdfGetVUpperScale 波形のスケール上限値を取得

通信コマンドAPIは、MathWorks社の Instrument Control Toolbox をご利用ください。

システム条件

対応OS
Windows 10 (64bit)

MATLABバージョン
R2015aからR2019bまで


本機能を使用するには、MATLABがサポートするサードパーティ製のコンパイラをシステムにインストールしておく必要があります。
サポートされているコンパイラの詳細については次のページを参照してください。
https://jp.mathworks.com/ support/ requirements/ supported-compilers.html

 

お電話によるお問い合わせ
横河計測 カスタマサポートセンター
フリーダイヤル:0120-137-046
受付時間:平日 9:00-12:00、13:00-17:00

日付 バージョン 内容
2023/10/2 1.23 DLM5000HD対応
2023/4/14 1.22 スコープコーダ用モジュール720245のタイムスタンプデータ対応
2022/5/19 1.21 一部不具合の修正
2021/7/30 1.20 DL950、DLM5000対応
2019/4/2 1.10 DLM3000対応
2018/4/13 1.00 リリース

お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。


お問い合わせ

Precision Making

トップ