従来機種と比べて、エネルギー、CO2を約26%削減 |
可視光から光通信波長の広い波長範囲を1台でカバーします。
多種多様なデバイスの評価に使用できます。
DFB-LDやVCSELなどの発光スペクトル測定や光ファイバーの波長損失特性など、幅広い用途にご使用いただけます。
ハイパワー信号測定から微弱光測定まで、アプリケーションや測定スピードなどの条件に応じて、7段階の中から適切な測定感度設定を選択できます。
シングルモードファイバやマルチモードファイバだけではなく、800µmの大口径ファイバを使用できます。
1380nm付近の波長領域では、水蒸気の影響により強い光吸収が見られ、測定の妨げとなる場合があります。
AQ6374は、背面に設けた給排気口よりモノクロメータ内部に窒素などのパージガスを連続的に供給することで、水蒸気の光吸収が測定へ及ぼす影響を低減できます。
測定波長帯域に応じて不要次数の重なりを除去するための光フィルターが自動的に設定されます。
先進のモノクロメータ技術や高速な電気回路、独自のノイズ低減技術により、高速スペクトル測定を実現。
レーザ光などの急峻な立ち上がりのあるスペクトラムや微弱信号などの測定で威力を発揮します。
波長サンプル数を倍増しました。高い分解能を保ったまま、より広い波長範囲を一括測定できます。
データポイント数の不足に起因する波長分解能の著しい低下や非効率な波長範囲の分割測定などの問題を解決し、測定をより高精度化・効率化します。
DFB-LD解析やマルチピーク測定値を最大10,000ポイント記録します。
記録したデータは表およびグラフで表示することができます。長期的安定性試験や装置の温度サイクル試験に使用できます。
マーカ点のパワー密度と積分値を算出します。
ご使用前に光入力コネクタと光源出力コネクタを光ファイバーで接続し、ワンキーの操作でアライメント調整を自動的に実行します。光学アライメントおよび波長誤差が適切に補正されます。
内蔵の波長校正用光源を用いて波長誤差を自動補正します。
また、He-Neレーザーやアルゴン光源などの外部光源を使用することもできます。
変更する項目を直接選択
スクリーンに表示される
キーで直接パラメータ入力
代表的な16種類の解析機能を標準搭載
搭載解析機能
標準リモートコマンドは、IEEE-488.2に適合したStandard Commands for Programmable Instruments(SCPI)に準拠しています。
弊社ベストセラー光スペクトラムアナライザはAQ6317シリーズやAQ6315に使用される横河独自のリモートコマンドに対応したコマンドモードを装備、既存のテスト環境のグレードアップをサポートします。
注)対象機種の仕様と機能の関係により、いくつかのコマンドは互換性をもたない場合があります。
大容量のUSBメモリやハードディスクにも対応。
20,000以上の測定データを保存可能。
全トレースの保存と再生が1ファイルで行なえます。
メモリーに保存された大量のファイルの中から必要なファイルを探し出すのに便利です。
USBポート
可視光(VIS)から中赤外光のさまざまな波長域で発光するDFB-LDやFP-LD、VCSELは、アプリケーションの異なる多くの分野で使用されています。
1030nm DFB-LDの解析結果例
光ファイバーは伝搬する光信号の波長によって損失値が異なります。これは主に光ファイバー自身の吸収とレイリー散乱の影響によるものです。
光ファイバーの材料や種類により損失値は異なり、石英シングルモードファイバーの場合、1.55μm付近での損失が0.2dB/km程度と最も小さくなります。また、1.4μm付近にはOH基による大きな損失が発生します。
この光ファイバーの損失波長特性では広い波長範囲での測定が求められます。
AQ6374は白色光源との組み合わせにより、各種光ファイバーの損失波長特性を広波長範囲で効率よく測定します。
損失値は光ファイバーの単位長さあたりの損失に換算して表示できます。
大口径ファイバーの波長損失特性測定例