Xviewer (701992) / XviewerLITE(フリーソフトウェア)

お知らせ:DL950やDLM5000HD以降の測定器や、Windows11を含む最新のオペレーティングシステムなどに対応しておりません。
以下の代替製品をご覧ください。

【ご注意】
お客様のセキュリティ環境によっては、インストールおよび起動が正常に行えないことがあります。
ご購入前に体験版ソフトウェアにて、正しくインストール・起動することをご確認ください。
(詳細は仕様タブのオペレーティングシステム要件をご参照ください。)

Xviewerは、弊社のDLMシリーズ/DLシリーズ/SLシリーズ/WE7000/SB5000で測定したデータをPC上で波形表示(ビューア)、データフォーマット変換が可能なソフトウェアです。
さらに、DLMシリーズ/DLシリーズ*/ SB5000と組み合わせることで、オンラインファイル転送、パーソナルコンピュータ(PC)から測定器のリモートコントロールも可能です。(*:機種によって異なります。)
有償版Xviewerの他に、機能を限定した無償(フリー)ソフトウェアXviewerLITEもご用意しています。

機能・仕様概要

対応する測定器本体

DLM5000、DLM4000、DLM3000、DLM2000、DL9000、DL7400、DL6000/DLM6000、DL1700/DL1700E、DL1600、SB5000、 DL350、 DL850/DL850Eシリーズ、 SL1000、DL750、SL1400、WE7000
上記、各シリーズ

注)
DL1700/WE7000シリーズはオンラインによるデータ転送およびリモートコントロール不可。

機能

ビューアーの起動
通信設定(GP-IB、USB、Ethernet)
オンラインファイル転送プログラムの起動(DL1700、WE7000は除く)
リモートコントロールユーティリティの起動(DL1700、WE7000は除く)
データフォーマット変換

ビューアー仕様

読込み可能ファイル
バイナリデータファイル(*.wvf、*.wdf)
ASCIIデータファイル(*.csv)

最大表示波形数
1Grあたり最大90波形、トータル10Gr設定可能(T-Y表示時)

表示フォーマット
Main、Zoom、History、X-Y

Main画面分割
最大16分割

カーソル
垂直、水平、X-Y

注釈機能
Main、Zoom、X-Y画面任意の位置に、任意の文字列を指定可

波形パラメータ測定
P-P、Amp、RMS、Frep等最大28種類、サイクル統計、ヒストリ統計

レポート作成
サンプルレポートファイル(5種類)、または任意形式で作成可能

波形演算(演算機能付加版のみ)

表示(定義)できる演算波形
単精度浮動小数点型

演算精度
最大32波形(Math1~Math32)

演算子
演算子一覧

FFT点数
最大2Mポイント

FFT窓関数
Rect、Hanning、Flat top

ディジタルフィルター
Guass、Sharp、IIR

演算可能な最大レコード長
12.5M点(演算のチャネル数が11ch以上のときは2.5M点)

波形データ変換
バイナリデータファイルを、ASCII(*.csv)、Excel(*.xls)、浮動小数点形式(*.fld)形式への変換
DL350/DL850/DL850Eシリーズ/DL750シリーズのリアルタイム記録データファイルをバイナリデータファイル(*.wvf)、ASCII(*.csv)、Excel(*.xls)、浮動小数点形式(*.fld)へ変換

DL850 アドバンストユーティリティ(オプション)

ファイル転送
DL850で連続ハードディスク記録中のデータファイルを、記録を継続しながらPC自動転送

ファイル加工
波形データファイルのフォーマット変換、分割、結合

オペレーティングシステム

Windows 10(32/64-bit)、Windows 8.1(32/64-bit)、Windows 8(32/64-bit)

【ご注意】
一部のマイクロソフト製ライブラリのサポート期間終了にともない、お客様のセキュリティ環境によってはインストール・起動が制約される場合が考えられます。
購入前に必ず、お客様環境にて体験版ソフトウェアのインストール・起動を行い、正しく利用できることをご確認ください。

PC本体

CPU
Core 2 Duo 2GHz以上

メモリー
1GB以上(2GB以上推奨)

HDD
2GB+読み込むファイルサイズ以上の空き容量

その他

ディスプレイ
XGA以上(表示色65536色以上)

デバイス
CD-ROMドライブ、マウス、プリンタ

通信インタフェース
GP-IB※1/USB※2/イーサネット

GP-IBボード
ナショナルインスメルメンツ社製GP-IBボード、/またはPCMCIAカード※3

サウンド機能
ボイスメモの再生には、サウンド機能が必要です。

※1 SL1000は対応しておりません。
※2 USBインタフェースを使用する場合は専用USBドライバが必要です。
矢印 USBドライバ
※3 Windows 8、Windows 8.1、Windows 10でのPCMCIA-GPIBカードの動作は保証外です。
★Windowsは米国MicrosoftCorporationの米国およびその他の国における登録商標です。

形名・仕様コード

形名 仕様コード 記事 定価(¥)
701992 -SP01 Xviewer (標準版1ライセンス) 60,000
-GP01 Xviewer (演算付加1ライセンス) 95,000
付加仕様 /JS01 DL850アドバンストユーティリティ1ライセンス 30,000

※ボリュームライセンスについては、営業担当者に相談ください。
※標準版からの演算機能付加版へのアップグレードパッケージもご用意しています。
営業担当者にご相談ください。

演算子一覧

 演算子 設定例 内容
+,-,*,/ C1+C2 指定した2波形の四則演算を表示
SHIFT SHIFT(C1) 指定した波形の位相をずらして表示
ABS ABS(M1) 指定した波形の絶対値を表示
SQRT SQRT(C2) 指定した波形の平方根を表示
LOG LOG(C1) 指定した波形の対数を表示
EXP EXP(C1) 指定した波形の指数を表示
NEG NEG(C1) 指定した波形の0を中心に反転させた波形を表示
SIN SIN(T) 指定した波形の正弦を表示
COS COS(C1) 指定した波形の余弦を表示
TAN TAN(C1) 指定した波形の正接を表示
ATAN ATAN(C1、C2) 指定した2波形の逆正接を表示(±π以内の値)
PH PH(C1、C2) 指定した2波形の位相を表示
DIF DIF(C1) 指定した波形の微分を表示
DDIF DDIF(C1) 指定した波形の2階微分を表示
INTG INTG(C1) 指定した波形の積分を表示
IINTEG IINTEG(C1) 指定した波形の2重積分を表示
BIN BIN(C1) 指定した波形の二値化を表示
P2 P2(C1) 指定した波形の二乗を表示
P3 P3(C1) 指定した波形の三乗を表示
F1 F1(C1、C2) 指定した波形の√(C12+C22を表示
F2 F2(C1、C2) 指定した波形の√(C12-C22を表示
FV FV(C1) パルス幅のPWHHの逆数を表示
PWHH PWHH(M1) 立ち上がりから次の立ち上がりまでのパルス幅演算を表示
PWHL PWHL(C2) 立ち上がりから次の立ち下がりまでのパルス幅演算を表示
PWLH PWLH(C1) 立ち下がりから次の立ち上がりまでのパルス幅演算を表示
PWLL PWLL(C1) 立ち下がりから次の立ち下がりまでのパルス幅演算を表示
PWXX PWXX(C2) 立ち上がり/下がりから次の立ち上がり/下がりまでのパルス幅演算を表示
FILT1 FILT1(C1) 指定した波形にフィルターをかけて表示
FILT2 FILT2(C1) 指定した波形にフィルターをかけて表示
DUTYH DUTYH(C1) 指定した波形の各周期内の+(High)側デューティー比
DUTYL DUTYL(C1) 指定した波形の各周期内の-(Low)側デューティー比
HLBT HLBT(C1) 指定した波形のヒルベルト関数を表示
MEAN MEAN(C1) 指定した波形の10次の移動平均を表示
LS-    
  LS-MAG(C1) 指定した波形のリニアスペクトラムの振幅を表示
  LS-LOGMAG(C1) 指定した波形のリニアスペクトラムの対数振幅を表示
  LS-PHASE(C1) 指定した波形のリニアスペクトラムの位相を表示
  LS-REAL(C1) 指定した波形のリニアスペクトラムの実部を表示
  LS-IMAG(C1) 指定した波形のリニアスペクトラムの虚部を表示
PS-    
  PS-MAG(C1) 指定した波形のパワースペクトラムの振幅を表示
  PS-LOGMAG(C1) 指定した波形のパワースペクトラムの対数振幅を表示
PSD-    
  PSD-MAG(C1) 指定した波形のパワースペクトラム密度の振幅を表示
  PSD-LOGMAG(C1) 指定した波形のパワースペクトラム密度の対数振幅を表示
CS-    
  CS-MAG(C1、C2) 指定した2波形のクロススペクトラムの振幅を表示
  CS-LOGMAG(C1、C2) 指定した2波形のクロススペクトラムの対数振幅を表示
  CS-PHASE(C1、C2) 指定した2波形のクロススペクトラムの位相を表示
  CS-REAL(C1、C2) 指定した2波形のクロススペクトラムの実部を表示
  CS-IMAG(C1、C2) 指定した2波形のクロススペクトラムの虚部を表示
TF-    
  TF-MAG(C1、C2) 指定した2波形の伝達関数の振幅を表示
  TF-LOGMAG(C1、C2) 指定した2波形の伝達関数の対数振幅を表示
  TF-PHASE(C1、C2) 指定した2波形の伝達関数の位相を表示
  TF-REAL(C1、C2) 指定した2波形の伝達関数の実部を表示
  TF-IMAG(C1、C2) 指定した2波形の伝達関数の虚部を表示
CH-    
  CH-MAG(C1、C2) 指定した2波形のコヒーレンス関数の振幅を表示
K1~K10   定数

波形パラメータ一覧

アイテム 内容
Maximum 最大値
Minimum 最小値
High level Highの値
Low level Lowの値
Peak to peak value P-Pの値(Max - Min)
Amplitude 振幅
Average 平均値
RMS 実効値
Middle 振幅の中間値
Standard deviation 標準偏差
Overshoot オーバーシュート
Undershoot アンダーシュート
Rise time 立ち上がり時間
Fall time 立ち下がり時間
Frequency 周波数
Period 周期
Plus width パルス幅(プラス側)
Minus width パルス幅(マイナス側)
Duty デューティー比
Pulse Count パルスカウント値
Burst1 バースト幅
Burst2 バースト幅
Average frequency 測定範囲での平均周波数
Average period 測定範囲での平均周期
Int1TY 振幅の正の部分の面積
Int2TY 振幅の正の部分の面積-振幅の負の部分の面積

 

お電話によるお問い合わせ
横河計測 カスタマサポートセンター
フリーダイヤル:0120-137-046
受付時間:平日 9:00-12:00、13:00-17:00

Main Window

Xviewer メインウィンドウ

ビューア
ビューア 新しいビューアウインドウを開く

計測器を開く
計測器を開く 計測器に接続してファイルを表示・転送

計測器制御
計測器制御 計測器に接続して対象機器の操作画面を表示

波形ビューア

波形ビューア

Main&Zoom表示

ズーム機能は、DLシリーズ本体と同じように波形全体と拡大波形を同時表示します。
縦横両方向に波形を拡大できます。
DLシリーズのロングメモリで捕捉したデータ/DL850で2Gポイントを超える波形データ/ ファイルセーブした波形データも高速に表示します。
ズーム範囲を、自動でスクロール(スクロール方向、速度切替可)できます。

注釈追加

表示した波形ウィンドウ中に自由に注釈(コメント)を記入できます。
もちろん、そのまま印刷できます。

DLシリーズのリモートコントロール・モニタ

ヒストリ表示

DLシリーズのヒストリメモリを使って測定・保存した個々の波形を並べて表示します。
選択した波形をMain画面で拡大表示したり、複数波形を重ねて表示できます。

カーソル測定

カーソルを表示して、カーソルと波形との交点の測定値を表示します。
垂直カーソル、水平カーソル、X-Yカーソルの3種類のカーソルがあります。
それぞれ2本のカーソルを表示して、その差分も計算・表示します。

カーソル測定

オンラインファイル転送

オンラインファイル転送

イーサネット/USB/GP-IBインタフェースを使って、DLシリーズ*と本ソフトウェアをインストールしたPC間でファイルの転送ができます。
DLと接続すると、接続されたDL内のファイルリストが表示されます。
リストからファイルを選択してDLからPCへファイルのダウンロードができます。

DLシリーズのリモートコントロール・モニタ

DLシリーズのリモートコントロール・モニタ

イーサネット/USB/GP-IBインタフェースを使って、本ソフトウェアをインストールしたPCからDLシリーズ*をコントロールできます。
接続されたDLのフロントパネルイメージ(コントロール画面)がPC画面に表示されます。
DLのキーを押すように、マウスのクリックでリモート操作ができます。

 

*DL1700シリーズを除く

波形演算(演算機能付加版のみ)

表示した波形データを基にして、最大32個の演算波形を定義して、表示することができます。
個々の演算式は加減乗除算の他、三角関数、微分/積分、パルス幅演算、6種類のFFT関数等豊富な関数を使って定義することができます。
最大2M点までのFFT解析が可能で、パワースペクトラム、伝達関数(振幅/位相)など周波数領域での解析機能を豊富に用意しました。
さらに、ノイズ除去等に有効なディジタルフィルタ演算も装備しており、強力な演算機能でデータ解析をサポートします。

*標準版から演算機能付加版へのアップグレードに関しましては、営業担当者または、横河計測(株)カストマサポートセンター(フリーダイヤル:0120-137-046)までお問い合わせください。

波形演算

豊富な関数から選択し、組み合わせて個々の演算式を定義できます。

FFT演算例

周波数演算波形は、専用のFFTビューアウィンドウに表示されます。

FFT演算例演算子一覧 [PDF]

FFT演算例

波形パラメータの自動測定

表示した波形に対して、各種測定項目(パラメータ)の自動測定ができます。
選択できるパラメータはトータル28種類あります。
表示されている波形全てに対して、選択したパラメータ自動測定を行い、測定結果を一覧表示します。
パラメータ測定結果は、CSV形式でファイル保存が可能です。
バージョン1.70以降では、DLシリーズ本体の機能であるサイクル統計、ヒストリ統計処理がXviewerでできるようになりました。統計結果のヒストグラム表示も可能です。統計結果をファイル保存することも可能です。

波形パラメータの自動測定

サイクル統計演算画面例

サイクル統計演算画面例

データフォーマット変換

データフォーマット変換

表示したファイルのデータ形式を変換できます。
例えば、バイナリ形式データファイルをASCIIやExcel形式へ変換し、表計算ソフトで活用することができます。

レポート作成(Xreport)

ビューアで表示されている波形、カーソル測定値、波形パラメータ自動測定結果、自由に入力したテキスト等を使って、レポートを作成できます。 5種類のサンプルレポートファイル(フォーマット)を予め用意しています。または、任意の形式のレポートファイルを作成することも可能です。

レポート作成

レポートのレイアウトビュー表示

DL850 アドバンストユーティリティ(/JSオプション)

スコープコーダDL850シリーズで連続ハードディスク記録中のデータファイルを、記録を継続しながらPC(Xviewer)に自動転送できます。記録終了まで待つことなく、それまでの記録データ(波形)の確認、加工、解析ができます。 また、記録データを二重(DL850本体、PC)で持つことで、貴重なデータの保護(バックアップ)もできます。
さらに、DL850シリーズの記録データファイルを加工(フォーマット変換、分割、結合)することもできますので、記録後のデータ処理が便利になります。

オプション内容:

名称 機能
DL850 ファイル転送ツール DL850シリーズで連続HDD記録を行いながら、そのデータファイルをPC側に転送して解析。
DL850 ファイルユーティリティ DL850シリーズで保存した波形ファイルを加工。

DL850ファイル転送ツール

ファイル転送ツール

  • 長時間の連続試験中に異常があった場合、測定を継続したまま保存済みの測定データをPCで解析できます!
  • 大切な測定データの2重化(本体、PC)が簡単に行えます!

DL850ファイルユーティリティ

主な機能
(DL850シリーズで記録したデータファイルについて、以下の機能が有効になります。)

機能 内容
ファイル結合 時系列に保存された複数の波形データファイルを、1つのファイルに結合します。
また、複数台のDL850シリーズで保存された複数チャネル分のデータファイルを、全チャネル分、1つのファイルに結合します。
ファイル分割 大容量の波形データファイルを時間方向に分割できます。均等に分割したり、任意の部分だけを切り出して別ファイルとして保存できます。
ファイルを分割することで、Xviewerで短時間(高速)で解析することができます。
フォーマット変換 DL850シリーズで保存した波形データファイル(.wdf)を、CSV(テキスト)ファイル、バイナリファイル(MATLABで読み込み可能な浮動小数点形式)等に変換できます。

MATLABは、米国The MathWorks, Inc. の登録商標です。

バージョン 追加機能 対応機種
1.92以降
  • DLM3000と接続できないことがある不具合を修正
DLM3000
1.91以降
  • DLM5000 2台連結機能”DLMsync”に対応
DLM5000
1.90以降
  • DLM5000に対応
全機種

以前のバージョン 


Xviewerでカーソル表示している状態で、読み値をファイルに保存可能ですか?


複数の波形データファイルを読み込んで重ね書き表示することは可能ですか?


DLシリーズで取り込んだ波形をXviewerで表示し、波形パラメータ測定のパルスカウントを行いますが、波形がきれいなパルスでないためカウントが安定しません。
パルスカウントのスレッショルドレベルをユーザ指定することは可能ですか?


Xviewerの「読込&保存」で、ヒストリデータを読み込むことはできますか?


縦軸カーソルを2本出した時に、2本同時に移動することは可能でしょうか?


Xviewerでアスキーセーブ時に時間表示フォーマットは変更できますか?


XviewerでFFT解析をするにはどこから設定すればよいですか?


Xviewer上でDL750により保存した WVFファイルを開こうとしたところ、「ファイルのロードに失敗しました」というエラーが出てしまいます。どうすればXviewer上でファイルが読み込めるでしょうか?


Wirepullerでは、画像データを保存する時にバックの色を反転して保存できましたが、XWirepullerでもできますか?

Xviewer (701992) / XviewerLITE(フリーソフトウェア)価格

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