お知らせ:DL950やDLM5000HD以降の測定器や、Windows11を含む最新のオペレーティングシステムなどに対応しておりません。
以下の代替製品をご覧ください。
【ご注意】
お客様のセキュリティ環境によっては、インストールおよび起動が正常に行えないことがあります。
ご購入前に体験版ソフトウェアにて、正しくインストール・起動することをご確認ください。
(詳細は仕様タブのオペレーティングシステム要件をご参照ください。)
Xviewerは、弊社のDLMシリーズ/DLシリーズ/SLシリーズ/WE7000/SB5000で測定したデータをPC上で波形表示(ビューア)、データフォーマット変換が可能なソフトウェアです。
さらに、DLMシリーズ/DLシリーズ*/ SB5000と組み合わせることで、オンラインファイル転送、パーソナルコンピュータ(PC)から測定器のリモートコントロールも可能です。(*:機種によって異なります。)
有償版Xviewerの他に、機能を限定した無償(フリー)ソフトウェアXviewerLITEもご用意しています。
DLM5000、DLM4000、DLM3000、DLM2000、DL9000、DL7400、DL6000/DLM6000、DL1700/DL1700E、DL1600、SB5000、 DL350、 DL850/DL850Eシリーズ、 SL1000、DL750、SL1400、WE7000
上記、各シリーズ
注)
DL1700/WE7000シリーズはオンラインによるデータ転送およびリモートコントロール不可。
ビューアーの起動
通信設定(GP-IB、USB、Ethernet)
オンラインファイル転送プログラムの起動(DL1700、WE7000は除く)
リモートコントロールユーティリティの起動(DL1700、WE7000は除く)
データフォーマット変換
読込み可能ファイル
バイナリデータファイル(*.wvf、*.wdf)
ASCIIデータファイル(*.csv)
最大表示波形数
1Grあたり最大90波形、トータル10Gr設定可能(T-Y表示時)
表示フォーマット
Main、Zoom、History、X-Y
Main画面分割
最大16分割
カーソル
垂直、水平、X-Y
注釈機能
Main、Zoom、X-Y画面任意の位置に、任意の文字列を指定可
波形パラメータ測定
P-P、Amp、RMS、Frep等最大28種類、サイクル統計、ヒストリ統計
レポート作成
サンプルレポートファイル(5種類)、または任意形式で作成可能
表示(定義)できる演算波形
単精度浮動小数点型
演算精度
最大32波形(Math1~Math32)
演算子
演算子一覧
FFT点数
最大2Mポイント
FFT窓関数
Rect、Hanning、Flat top
ディジタルフィルター
Guass、Sharp、IIR
演算可能な最大レコード長
12.5M点(演算のチャネル数が11ch以上のときは2.5M点)
波形データ変換
バイナリデータファイルを、ASCII(*.csv)、Excel(*.xls)、浮動小数点形式(*.fld)形式への変換
DL350/DL850/DL850Eシリーズ/DL750シリーズのリアルタイム記録データファイルをバイナリデータファイル(*.wvf)、ASCII(*.csv)、Excel(*.xls)、浮動小数点形式(*.fld)へ変換
ファイル転送
DL850で連続ハードディスク記録中のデータファイルを、記録を継続しながらPC自動転送
ファイル加工
波形データファイルのフォーマット変換、分割、結合
Windows 10(32/64-bit)、Windows 8.1(32/64-bit)、Windows 8(32/64-bit)
【ご注意】
一部のマイクロソフト製ライブラリのサポート期間終了にともない、お客様のセキュリティ環境によってはインストール・起動が制約される場合が考えられます。
購入前に必ず、お客様環境にて体験版ソフトウェアのインストール・起動を行い、正しく利用できることをご確認ください。
CPU
Core 2 Duo 2GHz以上
メモリー
1GB以上(2GB以上推奨)
HDD
2GB+読み込むファイルサイズ以上の空き容量
ディスプレイ
XGA以上(表示色65536色以上)
デバイス
CD-ROMドライブ、マウス、プリンタ
通信インタフェース
GP-IB※1/USB※2/イーサネット
GP-IBボード
ナショナルインスメルメンツ社製GP-IBボード、/またはPCMCIAカード※3
サウンド機能
ボイスメモの再生には、サウンド機能が必要です。
※1 SL1000は対応しておりません。
※2 USBインタフェースを使用する場合は専用USBドライバが必要です。
USBドライバ
※3 Windows 8、Windows 8.1、Windows 10でのPCMCIA-GPIBカードの動作は保証外です。
★Windowsは米国MicrosoftCorporationの米国およびその他の国における登録商標です。
形名 | 仕様コード | 記事 | 定価(¥) |
---|---|---|---|
701992 | -SP01 | Xviewer (標準版1ライセンス) | 60,000 |
-GP01 | Xviewer (演算付加1ライセンス) | 95,000 | |
付加仕様 | /JS01 | DL850アドバンストユーティリティ1ライセンス | 30,000 |
※ボリュームライセンスについては、営業担当者に相談ください。
※標準版からの演算機能付加版へのアップグレードパッケージもご用意しています。
営業担当者にご相談ください。
演算子 | 設定例 | 内容 |
---|---|---|
+,-,*,/ | C1+C2 | 指定した2波形の四則演算を表示 |
SHIFT | SHIFT(C1) | 指定した波形の位相をずらして表示 |
ABS | ABS(M1) | 指定した波形の絶対値を表示 |
SQRT | SQRT(C2) | 指定した波形の平方根を表示 |
LOG | LOG(C1) | 指定した波形の対数を表示 |
EXP | EXP(C1) | 指定した波形の指数を表示 |
NEG | NEG(C1) | 指定した波形の0を中心に反転させた波形を表示 |
SIN | SIN(T) | 指定した波形の正弦を表示 |
COS | COS(C1) | 指定した波形の余弦を表示 |
TAN | TAN(C1) | 指定した波形の正接を表示 |
ATAN | ATAN(C1、C2) | 指定した2波形の逆正接を表示(±π以内の値) |
PH | PH(C1、C2) | 指定した2波形の位相を表示 |
DIF | DIF(C1) | 指定した波形の微分を表示 |
DDIF | DDIF(C1) | 指定した波形の2階微分を表示 |
INTG | INTG(C1) | 指定した波形の積分を表示 |
IINTEG | IINTEG(C1) | 指定した波形の2重積分を表示 |
BIN | BIN(C1) | 指定した波形の二値化を表示 |
P2 | P2(C1) | 指定した波形の二乗を表示 |
P3 | P3(C1) | 指定した波形の三乗を表示 |
F1 | F1(C1、C2) | 指定した波形の√(C12+C22)を表示 |
F2 | F2(C1、C2) | 指定した波形の√(C12-C22)を表示 |
FV | FV(C1) | パルス幅のPWHHの逆数を表示 |
PWHH | PWHH(M1) | 立ち上がりから次の立ち上がりまでのパルス幅演算を表示 |
PWHL | PWHL(C2) | 立ち上がりから次の立ち下がりまでのパルス幅演算を表示 |
PWLH | PWLH(C1) | 立ち下がりから次の立ち上がりまでのパルス幅演算を表示 |
PWLL | PWLL(C1) | 立ち下がりから次の立ち下がりまでのパルス幅演算を表示 |
PWXX | PWXX(C2) | 立ち上がり/下がりから次の立ち上がり/下がりまでのパルス幅演算を表示 |
FILT1 | FILT1(C1) | 指定した波形にフィルターをかけて表示 |
FILT2 | FILT2(C1) | 指定した波形にフィルターをかけて表示 |
DUTYH | DUTYH(C1) | 指定した波形の各周期内の+(High)側デューティー比 |
DUTYL | DUTYL(C1) | 指定した波形の各周期内の-(Low)側デューティー比 |
HLBT | HLBT(C1) | 指定した波形のヒルベルト関数を表示 |
MEAN | MEAN(C1) | 指定した波形の10次の移動平均を表示 |
LS- | ||
LS-MAG(C1) | 指定した波形のリニアスペクトラムの振幅を表示 | |
LS-LOGMAG(C1) | 指定した波形のリニアスペクトラムの対数振幅を表示 | |
LS-PHASE(C1) | 指定した波形のリニアスペクトラムの位相を表示 | |
LS-REAL(C1) | 指定した波形のリニアスペクトラムの実部を表示 | |
LS-IMAG(C1) | 指定した波形のリニアスペクトラムの虚部を表示 | |
PS- | ||
PS-MAG(C1) | 指定した波形のパワースペクトラムの振幅を表示 | |
PS-LOGMAG(C1) | 指定した波形のパワースペクトラムの対数振幅を表示 | |
PSD- | ||
PSD-MAG(C1) | 指定した波形のパワースペクトラム密度の振幅を表示 | |
PSD-LOGMAG(C1) | 指定した波形のパワースペクトラム密度の対数振幅を表示 | |
CS- | ||
CS-MAG(C1、C2) | 指定した2波形のクロススペクトラムの振幅を表示 | |
CS-LOGMAG(C1、C2) | 指定した2波形のクロススペクトラムの対数振幅を表示 | |
CS-PHASE(C1、C2) | 指定した2波形のクロススペクトラムの位相を表示 | |
CS-REAL(C1、C2) | 指定した2波形のクロススペクトラムの実部を表示 | |
CS-IMAG(C1、C2) | 指定した2波形のクロススペクトラムの虚部を表示 | |
TF- | ||
TF-MAG(C1、C2) | 指定した2波形の伝達関数の振幅を表示 | |
TF-LOGMAG(C1、C2) | 指定した2波形の伝達関数の対数振幅を表示 | |
TF-PHASE(C1、C2) | 指定した2波形の伝達関数の位相を表示 | |
TF-REAL(C1、C2) | 指定した2波形の伝達関数の実部を表示 | |
TF-IMAG(C1、C2) | 指定した2波形の伝達関数の虚部を表示 | |
CH- | ||
CH-MAG(C1、C2) | 指定した2波形のコヒーレンス関数の振幅を表示 | |
K1~K10 | 定数 |
アイテム | 内容 |
---|---|
Maximum | 最大値 |
Minimum | 最小値 |
High level | Highの値 |
Low level | Lowの値 |
Peak to peak value | P-Pの値(Max - Min) |
Amplitude | 振幅 |
Average | 平均値 |
RMS | 実効値 |
Middle | 振幅の中間値 |
Standard deviation | 標準偏差 |
Overshoot | オーバーシュート |
Undershoot | アンダーシュート |
Rise time | 立ち上がり時間 |
Fall time | 立ち下がり時間 |
Frequency | 周波数 |
Period | 周期 |
Plus width | パルス幅(プラス側) |
Minus width | パルス幅(マイナス側) |
Duty | デューティー比 |
Pulse Count | パルスカウント値 |
Burst1 | バースト幅 |
Burst2 | バースト幅 |
Average frequency | 測定範囲での平均周波数 |
Average period | 測定範囲での平均周期 |
Int1TY | 振幅の正の部分の面積 |
Int2TY | 振幅の正の部分の面積-振幅の負の部分の面積 |
お電話によるお問い合わせ
横河計測 カスタマサポートセンター
フリーダイヤル:0120-137-046
受付時間:平日 9:00-12:00、13:00-17:00
ビューア
新しいビューアウインドウを開く
計測器を開く
計測器に接続してファイルを表示・転送
計測器制御
計測器に接続して対象機器の操作画面を表示
ズーム機能は、DLシリーズ本体と同じように波形全体と拡大波形を同時表示します。
縦横両方向に波形を拡大できます。
DLシリーズのロングメモリで捕捉したデータ/DL850で2Gポイントを超える波形データ/ ファイルセーブした波形データも高速に表示します。
ズーム範囲を、自動でスクロール(スクロール方向、速度切替可)できます。
表示した波形ウィンドウ中に自由に注釈(コメント)を記入できます。
もちろん、そのまま印刷できます。
DLシリーズのヒストリメモリを使って測定・保存した個々の波形を並べて表示します。
選択した波形をMain画面で拡大表示したり、複数波形を重ねて表示できます。
カーソルを表示して、カーソルと波形との交点の測定値を表示します。
垂直カーソル、水平カーソル、X-Yカーソルの3種類のカーソルがあります。
それぞれ2本のカーソルを表示して、その差分も計算・表示します。
イーサネット/USB/GP-IBインタフェースを使って、DLシリーズ*と本ソフトウェアをインストールしたPC間でファイルの転送ができます。
DLと接続すると、接続されたDL内のファイルリストが表示されます。
リストからファイルを選択してDLからPCへファイルのダウンロードができます。
イーサネット/USB/GP-IBインタフェースを使って、本ソフトウェアをインストールしたPCからDLシリーズ*をコントロールできます。
接続されたDLのフロントパネルイメージ(コントロール画面)がPC画面に表示されます。
DLのキーを押すように、マウスのクリックでリモート操作ができます。
*DL1700シリーズを除く
表示した波形データを基にして、最大32個の演算波形を定義して、表示することができます。
個々の演算式は加減乗除算の他、三角関数、微分/積分、パルス幅演算、6種類のFFT関数等豊富な関数を使って定義することができます。
最大2M点までのFFT解析が可能で、パワースペクトラム、伝達関数(振幅/位相)など周波数領域での解析機能を豊富に用意しました。
さらに、ノイズ除去等に有効なディジタルフィルタ演算も装備しており、強力な演算機能でデータ解析をサポートします。
*標準版から演算機能付加版へのアップグレードに関しましては、営業担当者または、横河計測(株)カストマサポートセンター(フリーダイヤル:0120-137-046)までお問い合わせください。
豊富な関数から選択し、組み合わせて個々の演算式を定義できます。
表示した波形に対して、各種測定項目(パラメータ)の自動測定ができます。
選択できるパラメータはトータル28種類あります。
表示されている波形全てに対して、選択したパラメータ自動測定を行い、測定結果を一覧表示します。
パラメータ測定結果は、CSV形式でファイル保存が可能です。
バージョン1.70以降では、DLシリーズ本体の機能であるサイクル統計、ヒストリ統計処理がXviewerでできるようになりました。統計結果のヒストグラム表示も可能です。統計結果をファイル保存することも可能です。
サイクル統計演算画面例
表示したファイルのデータ形式を変換できます。
例えば、バイナリ形式データファイルをASCIIやExcel形式へ変換し、表計算ソフトで活用することができます。
ビューアで表示されている波形、カーソル測定値、波形パラメータ自動測定結果、自由に入力したテキスト等を使って、レポートを作成できます。 5種類のサンプルレポートファイル(フォーマット)を予め用意しています。または、任意の形式のレポートファイルを作成することも可能です。
レポートのレイアウトビュー表示
スコープコーダDL850シリーズで連続ハードディスク記録中のデータファイルを、記録を継続しながらPC(Xviewer)に自動転送できます。記録終了まで待つことなく、それまでの記録データ(波形)の確認、加工、解析ができます。 また、記録データを二重(DL850本体、PC)で持つことで、貴重なデータの保護(バックアップ)もできます。
さらに、DL850シリーズの記録データファイルを加工(フォーマット変換、分割、結合)することもできますので、記録後のデータ処理が便利になります。
オプション内容:
名称 | 機能 |
DL850 ファイル転送ツール | DL850シリーズで連続HDD記録を行いながら、そのデータファイルをPC側に転送して解析。 |
DL850 ファイルユーティリティ | DL850シリーズで保存した波形ファイルを加工。 |
主な機能
(DL850シリーズで記録したデータファイルについて、以下の機能が有効になります。)
機能 | 内容 |
ファイル結合 | 時系列に保存された複数の波形データファイルを、1つのファイルに結合します。 また、複数台のDL850シリーズで保存された複数チャネル分のデータファイルを、全チャネル分、1つのファイルに結合します。 |
ファイル分割 | 大容量の波形データファイルを時間方向に分割できます。均等に分割したり、任意の部分だけを切り出して別ファイルとして保存できます。 ファイルを分割することで、Xviewerで短時間(高速)で解析することができます。 |
フォーマット変換 | DL850シリーズで保存した波形データファイル(.wdf)を、CSV(テキスト)ファイル、バイナリファイル(MATLABで読み込み可能な浮動小数点形式)等に変換できます。 |
MATLABは、米国The MathWorks, Inc. の登録商標です。
バージョン | 追加機能 | 対応機種 |
---|---|---|
1.92以降 |
|
DLM3000 |
1.91以降 |
|
DLM5000 |
1.90以降 |
|
全機種 |
以前のバージョン
Q Xviewerでカーソル表示している状態で、読み値をファイルに保存可能ですか?
Q 複数の波形データファイルを読み込んで重ね書き表示することは可能ですか?
Q DLシリーズで取り込んだ波形をXviewerで表示し、波形パラメータ測定のパルスカウントを行いますが、波形がきれいなパルスでないためカウントが安定しません。
パルスカウントのスレッショルドレベルをユーザ指定することは可能ですか?
Q Xviewerの「読込&保存」で、ヒストリデータを読み込むことはできますか?
Q 縦軸カーソルを2本出した時に、2本同時に移動することは可能でしょうか?
Q Xviewerでアスキーセーブ時に時間表示フォーマットは変更できますか?
Q XviewerでFFT解析をするにはどこから設定すればよいですか?
Q Xviewer上でDL750により保存した WVFファイルを開こうとしたところ、「ファイルのロードに失敗しました」というエラーが出てしまいます。どうすればXviewer上でファイルが読み込めるでしょうか?
Q Wirepullerでは、画像データを保存する時にバックの色を反転して保存できましたが、XWirepullerでもできますか?