既存ファイバーに継ぎ足しファイバーを融着する工事では、融着完了後にOTDR測定を行う必要があります。通常、OTDR測定現場と融着工事現場とは遠く離れており、OTDR作業者は融着工事の進捗状況をOTDR画面を通して知ることになります。
AQ7280とAQ1210の作業完了通知機能では、融着完了を画面表示と音で知らせることができます。OTDR作業者が画面目視を続ける必要がなく、工事完了までの間に別作業を行うことができ、工事全体の作業時間の短縮につながります。
YOKOGAWAのAQ7280 OTDRは、コアネットワークからFTTHまで幅広い光ネットワークに対応し、敷設や保守作業を行う現場の技術者が必要とする試験・計測の多様なニーズを満たします。
AQ1210 シリーズMFT-OTDRは、アクセス系FTTA、FTTHからメトロネットワークまで幅広い光ネットワークに対応し、敷設や保守作業を行う現場の技術者が必要とする試験・計測の多様なニーズを満たします。
通信インフラの測定ニーズを先取り
現在、かつてないほど多くのデータが利用できるようになりました。大量のデータや画像情報はクラウドにアップされて、様々な解析が行われ、価値のあるデータとして、利用者に送られます。
データの送受信には、光ネットワークが利用され、そのデータ容量は、爆発的に増加、エネルギー消費の増大も招いています。YOKOGAWAは、光ネットワークに使用される様々な光デバイスの光学特性とエネルギー使用量を正確に測定することで、持続可能なデータ通信をサポートします。
OTDR(Optical Time Domain Reflectometer)は、光通信ネットワーク内で、ファイバーリンクに沿ってイベントまたは障害を特定するために使用される精密機器です。小型・軽量ハンドヘルド型のAQ1210と充実した波長ラインアップのAQ7280をご用意しています。
光ファイバー通信に使用される光部品や光伝送器の開発や生産では性能や品質を確認する光スペクトラムアナライザ、光ファイバーの敷設現場では光ファイバーケーブルの断線などの障害がないことを確認するOTDR(Optical Time Domain Reflectometer)が欠かせません。光通信の業界で、最先端の計測技術を活かして、ソリューション提供いたします。