光ファイバーケーブルの敷設・保守作業に最適化した小型・軽量なハンディタイプのOTDRです。フィールドでの使いやすさを追求した機能と操作系をコンパクトな筐体に収容しました。用途に応じた波長とダイナミックレンジの組み合わせで計7モデルをラインアップ。作業時間の短縮と作業品質の向上を同時に実現するテストソリューションです。
従来機種と比べて、エネルギー、CO2、NOx、SOxを約40%削減 |
小型: A5サイズ、軽量: 1kg
AQ1200A | 1310/1550nm | 現用光波長に対応したスタンダードモデルです。 敷設から保守まで幅広い用途に適用できます。 |
AQ1200B | 1625nm | 保守用波長に対応したモデルです。 現用光と異なる波長を使用することで、サービスに与える影響を最小限に抑えます*。 また、現用光波長カットフィルタを内蔵しているので、現用光の影響を受けずに測定することができます。 |
AQ1200C | 1650nm | |
AQ1200E | 1310/1550nm 1625nm |
2つの測定ポートをもつ3波長モデルです。一方のポートは現用光の2波長で、もう一方のポートは現用光カットフィルタを内蔵した保守用波長です。 そのためインストールとメンテナンスの両方のアプリケーションでの使用に最適です。 |
AQ1205A | 1310/1550nm | スプリッタを超えたトレースを正確に測ることが出来る高ダイナミックレンジモデルです。多分岐PONのスプリッタ段差の後ろも測定することができます。 |
AQ1205E | 1310/1550nm 1625nm |
2つの測定ポートをもつ3波長の高ダイナミックレンジモデルです。 一方のポートは現用光の2波長で、もう一方のポートは現用光カットフィルタを内蔵した保守用波長で、インストールとメンテナンスの両方のアプリケーションでの使用に最適です。 また、高ダイナミックレンジにより多分岐PONのスプリッタ段差の後ろも正確に測定 することができます。 |
AQ1205F | 1310/1550nm 1650nm |
*実際の測定時には、測定回線に測定波長カットフィルタを実装するなどして、測定信号が通信に影響を与えないことを確認したうえでご使用ください。
FTTH(Fiber To The Home)に適用されるPON(Passive Optical Network)システムでは、スプリッタ分岐後のドロップケーブルで発生した障害をいかに素早く正確に探索し、修復するかが重要になります。
AQ1200 MFT-OTDRは、スプリッタを含むPON回線の測定に最適化した「PON測定モード」に対応*。
スプリッタでの大きな損失直後でも、アンダーシュートを抑えた高品位な波形品質を確保しています。
また、近接するコネクタを波形上で分離して表示できる最短間隔は、0.8m。FTTxや屋内・局内配線など、近接するコネクタ接続点の検出が可能です。
CWのほか270Hz1kHz2kHzの変調光が出力できます。
*1: 本機能を利用するためには、「/SLT」「HLT」「PPM」または、「/SLS」オプション指定が必要です。
短尺光ファイバによる光パワー調整(P1)を行ったのち、被測定ファイバにつなぎ替え、遠端で光パワーを測定(P2)します。
CATV等の映像サービスや、長距離伝送で使用されている、光増幅器の高出力光のパワー測定が可能です。
*1: 本機能を利用するためには、「/SLT」オプション指定が必要です。
*2: 本機能を利用するためには、「/HLT」オプション指定が必要です。
光パワーメータ側は受信波長を自動検知するため、波長設定の必要がありません。
複数波長モデルでは、光源側で2波長(1310/1550nm)自動切り替え発光することができます。
このとき、光パワーメータ側は自動的に受信波長を切り替えて測定します。
本体内蔵メモリ、および外部USBストレージメディアに測定結果を保存、CSV形式でレポート出力することができます。
※本機能を利用するためには、「/SLT」または「/HLT」オプション指定が必要です。
通信用心線を利用して、マスタから心線番号テーブルや測定条件などのプロジェクト情報をスレーブに転送、共有します。
※本機能を利用するためには、「/SLT」または「/HLT」オプション指定が必要です。
800nmから1700nmまで1nmステップで波長設定ができます。
CWのほか270Hz1kHz2kHzの変調光が測定できます。
CATV等の映像サービスや、長距離伝送で使用されている、光増幅器の高出力光のパワー測定が可能です。
*1: 本機能を利用するためには、「/SLT」または、「/SPM」オプション指定が必要です。
*2: 本機能を利用するためには、「HLT」オプション指定が必要です。
1490nmと1550nmの2波長を分離して、同時に光パワー測定できます。
OLTとV-OLTの光レベルを容易に確認できます。
※本機能を利用するためには、「/PPM」オプション指定が必要です。
多心ファイバの心線確認や、障害箇所の目視確認に使用します。
ユーザキー割付により、OTDR使用中でも発光可能であり、測定中に次の心線を探せるため、作業効率が向上します。
※本機能を利用するためには、「/VLS」オプション指定が必要です。
ワンボタンで平均化測定を実行して、測定終了後に自動的に光ファイバの破断点を探索して、わかりやすく表示します。
波形解析をする場合は、フォルトロケータ画面からOTDR機能にダイレクトに切り替えできます。
USBインタフェースまたはイーサネット*1を使って、PCからリモートコントロールできます。PCにリモートコントロールソフト*2をインストールすると、接続された本体のフロントパネルイメージがPCの画面に表示され、本体の操作キーを操作するのと同様の感覚で、マウスを使ってPCからコントロールできます。
*1: 本機能を利用するためには、「/LAN」オプション指定が必要です。
*2: リモートコントロールソフトはフリーソフトで下記URLよりダウンロードしてお使いいただけます。
USBポートに光ファイバ検査プローブを接続して、光コネクタ端面の傷や汚れを本体ディスプレイで目視確認することができます。また、本体内蔵メモリまたはUSBメモリに画像ファイルとして保存することも可能です。
※接続推奨機種:CI-1100-B-YOK(Lightel社製)
簡単にIPパケットの疎通確認ができます。
フレーム長や送信間隔の指定が可能です。
※本機能を利用するためには、「/LAN」オプション指定が必要です。