WTViewer(WT210/ WT230用)は、ディジタルパワーメータWT210/ WT230で測定した数値や波形データをGP-IB、シリアル(RS-232-C)通信経由でPCに読み込み、測定データや波形データの表示・保存ができるアプリケーションソフトウェアです。 GP-IB使用時に、同時に4台までのWT210/ WT230を接続できます。
WT210[GP-IB/シリアル(RS-232-C)オプション付き]
WT230[GP-IB/シリアル(RS-232-C)]
測定モード
電力測定、高調波測定、積算
ファイル種類
波形ファイル、演算値ファイル、高調波ファイル、設定ファイル
表示画面
数値表示、波形表示、トレンド表示、高調波バーグラフ表示
データ収集周期
最速100ms
*Normal Mode時でGPIBを使用。
*PCのパフォーマンスにより制限されます。
*WT230の場合、Fast mode使用時。(制限事項あり)
*WT210/WT230のデータ更新レートが1秒以上の場合、測定・保存の同期が可能。
同期測定
GP-IB通信でデータ更新周期が1秒以上の場合、測定と収集・保存の同期が可能
CPU
Pentium 4*1 1.5GHz 以上推奨
メモリ
1GB 以上推奨
HDD
空き容量500MB 以上
日本語版のWindows XP*2、Windows Vista*2、またはWindows 7*2 が必要
RS-232
PC のCOM ポートが空いていること
GP-IB
NI( ナショナルインスツルメンツ) 社製AT-GPIB/TNT(PnP)以降、ドライバNI-488.2M Ver.1.60 以降
画像解像度
1024 × 768 ドット以上
対応OS
上記のOS に対応したものが必要
*1:米国Intel社の商標です。 *2:米国Microsoft社の商標です。
*3:米国National Instruments社の商標です。
表示 | 数値データ表示 | ○ |
波形表示 | ○ | |
トレンド表示 | ○ | |
高調波バーグラフ表示 | ○ | |
ベクトル表示 | × | |
X-Y表示 | × | |
設定 | PCから設定 | ○ |
データ | CSVへのデータ変換 | ○ |
通信 |
GP-IB*1 | ○ |
シリアル(RS-232-C) | ○ |
*1:GP-IB 使用時に,4 台まで接続できます。ただし,WT210とWT230 の混在,およびオ プションが異なる組合せでの複数台接続は出来ません。複数台接続では全ての電力計の表示更新周期を同じに設定して下さい。(表示更新は同期できません)。
本ソフトウェアはWT210/WT230専用です。
他のWT シリーズでは動作しません。
Windowsは米国Microsoft Corporation社の登録商標です。
その他、本文中に使われている会社名及び商品名は各社の登録商標または商標です。
WTViewerでのデータ測定は、スタートボタンを押してから設定したデータ間隔(更新レート)ごとに保存し、ストップを押すまで継続する機能です。
この機能だけでは必要なデータだけを保存することができず、データの中から必要なデータを抽出しなければならず大変でした。
新機能のマニュアルデータ保存は、画面上の “ マニュアルセーブ ”キーを押した時点のデータのみを保存できます。また、そのときの測定条件や測定対象情報(電源電圧,測定対象形名,仕様など)もコメント欄に入力できます。
マニュアルセーブボタン
1回ボタンを押すとその時のデータだけをPCに保存できます。
また、コメントを一緒にセーブすることが可能です。
WT本体表示のコピーボタン
WT本体で表示している項目をそのままコピーすることができます。
この操作で、PCに保存する項目を、WT本体に表示している項目と一緒にできます。
CSV形式で保存した測定データの表示例
(製品により測定項目の表示形式が少し異なります。)
“Data Save”ボタンを押すごとに ストアを1回行います。 |
Comments欄には測定した対象や 条件などを入力し表示できるので、データの整理に非常に便利です。 |