CA500シリーズ マルチファンクションプロセスキャリブレータ

多機能で縦型ハンドヘルドタイプのキャリブレータ

  • 基本確度の異なる2モデルをラインナップ
    CA500(標準モデル)0.015%(直流電流)、0.020%(抵抗)、0.3℃(測温抵抗体)
    CA550(上位モデル)0.010%(直流電流)、0.015%(抵抗)、0.1℃(測温抵抗体)
  • 自動I/Oテスト(上位モデル CA550)
  • 反射型ディスプレイ採用で屋外での視認性向上
  • 電池寿命16時間
    (測定ON、5V出力/10kΩ以上)
  • 持ち易い薄型設計
  • 簡易HARTコミュニケート機能*(上位モデル CA550)
    *ファームウェア Ver2.03以降(公開中)
LCA

従来機種と比べて、エネルギー、CO2、NOx、SOx を約14%~22%%削減
ライフサイクルアセスメント結果

高確度

基本確度が異なる2モデルをラインナップ

モデル 直流電流 抵抗 測温抵抗体
標準モデル CA500 0.015% 0.020% 0.3℃
上位モデル CA550 0.010% 0.015% 0.1℃

 

薄型設計 × 堅牢性

片手で持ち易い薄型ボディ、プロテクションによる堅牢性向上を実現

既存モデルよりも約17mm薄くなりました。

CA_比較

 

マルチファンクション

  • 直流電圧、直流電流、熱電対、測温抵抗体、抵抗、周波数、パルスの発生・測定が可能
  • 17種類の熱電対に対応(JIS/ IEC/ DIN/ ASTM/ GOSTR)
  • 14種類の測温抵抗体に対応(JIS/ IEC/ GOSTR)

 

多彩な発生パターンに対応

リニアスイープ

出力を0%~100%の間で連続的に変化させられます。

ステップスイープ

0%~100%を、設定したステップ数で階段(ステップ)状に出力でき、発生値と測定値が保存されます。
※ステップの分割数は、2〜20点

プログラムスイープ

任意の出力値(%)とステップ数で出力でき、発生値と測定値が保存されます。
※CA500は10ステップ、CA550は20ステップ

 

校正作業を支援する便利な機能

見やすいディスプレイ

反射型液晶ディスプレイを採用。
屋外での視認性が向上しました。
メイン表示(発生値・測定値)に加え、サブ表示(%、mV、Ωなど)が可能となり、現場で必要な情報が一目で分かります。

見やすいディスプレイ

 

結線情報表示機能

選択した発生・測定ファンクションに応じた結線図が表示されます。
結線図を見ながら配線することで結線ミスを防ぎます。

結線情報表示機能

 

TCミニプラグによる熱電対発生

補償導線と組み合わせて使用することで、外部RJセンサーを使わずに熱起電力を発生できます。
※補償導線はお客様でご用意ください。

TCミニプラグによる熱電対発生

 

使いやすいキー操作

0%・100%キー
レンジの0%⇔100%の発生が簡単に行えます。0%・100%値は任意で設定できます。
UP/DOWNキー
UPまたはDOWNキーを押すごとにあらかじめ設定したステップで出力を変更できます。

キー配置画像

キーレイアウト
発生と測定に関わるキーをまとめて配置しているため、直観的な操作が行えます。

キーレイアウト

 

開平出力

4-20mA、1-5Vレンジは出力方式を“リニア”と“開平”から選択できます。
開平設定された機器の点検時に便利な機能です。

実際の出力値
 
実際の出力値

 

自動 I/O テスト

CA550_Only

プログラムスイープによる入出力試験結果(発生値、測定値、 誤差率、日時、合否判定などの校正結果)がCA550本体にCSV形式で自動保存されます。
CA550とPCをUSBケーブルで接続すると、マスストレージとして認識されPCへのデータ転送が可能です。

自動 I/O テスト

自動 I/O テスト

 

HART通信機能 HART/BRAINモデム機能 BRAIN TagNo取得機能

CA550_Only  HART

ファームウェア Ver2.03以降(公開中)

HART通信機能でサポートしているのは以下項目となります。

  • ループテスト

  • TagNo.
  • PV値
    (PV%値、AO値、SV値、TV値、QV値の読み取りも含む)

読み取り

  • LRV(レンジ下限値)
  • URV(レンジ上限値)
  • ダンピング

読み取り

書き込み

  • 4mAのトリミング
  • 20mAのトリミング
  • PVゼロ調整

書き込み

※サポートしているコマンドの詳細ついては製品の取扱説明書でご確認ください。
※BRAIN通信はTagNoの取得のみサポートしています。

 

インタフェース

インタフェース

1  入出力端子
2  発生値・変更キー
3  発生設定キー
4  測定設定キー
5  カーソルキー/ENTERキー
6  HART/BRAIN関連キー
※CA550のみ
7  外部RJセンサー接続コネクタ
8  USBポート(タイプB)

 

電圧・電流・抵抗・パルス 発生部

電圧・電流・抵抗・パルス_発生部

 

電圧・電流・抵抗・パルス 測定部

電圧・電流・抵抗・パルス_測定部

電圧・電流・抵抗・パルス_測定部_注意文

 

24Vループ電源

24Vループ電源

 

熱電対 発生・測定部(TC-A端子:熱電対ミニプラグ)

発生・測定確度(CA500、CA550共通)

発生・測定確度

発生・測定確度_注意文

 

測温抵抗体 発生・測定部

測温抵抗体 発生・測定部

 

共通仕様

測温抵抗体 発生・測定部

測温抵抗体 発生・測定部

 

一般仕様

一般仕様

20mA SIMULATE

計装機器の外部電圧発生源(ディストリビュータ)から設定に応じた電流を吸い込む(SINK)ことで 伝送器シミュレータとしてループテストが行えます。

20mA SIMULATE

 

2線式伝送器ループチェック

伝送器電源DC24Vを供給しながらDCmA信号を計測します。ゼロ点の確認等、DCmA信号計 測を0.01%rdg(CA500は0.015%rdg)の高確度で実現します。また250Ωの通信抵抗を内蔵(HART/BRAIN通信に対応)しており、ハンディー ターミナル接続時に250Ω外付け抵抗の必要がありません。

2線式伝送器ループチェック

 

HART伝送器のゼロ点調整

CA550は、HART通信(Universal command/ Common practice commandの一部)に対応。HARTデバイス情報の読み取りに加え、LRV/URVの書き込みやアナログ出力のトリミングが行えます。

HART伝送器のゼロ点調整

 

TC SIMULATE

17種類の熱電対に対応した熱起電力の発生が可能です。基本確度0.5℃(タイプKの代表値)と従来機種比2倍の確度で信頼性の高い試験が可能です。
出力信号も測定可能なため、1台で入出力試験が可能です。TCミニプラグを使用する場合、RJセンサーは不要です。

TC SIMULATE

 

RTD SIMULATE

14種類の測温抵抗体に対応した、測温抵抗体の擬似抵抗発生が可能です。
基本確度0.1℃(Pt100の代表値)の確度で信頼性の高い試験が可能です。
※CA550の確度

RTD SIMULATE

 

パルス SIMULATE

流量計からのパルス信号の積算値測定および積算カウンタ・パルス変換器などの受信器へのパルス発生が可能です。
1min~60minの範囲でパルスカウントの積算時間を設定できます。

パルス SIMULATE

 

CA500_価格_左

CA500_価格_右

記載内容は2023年11月7日現在のものです。また、お断りなく変更することがありますのでご了承ください。
価格には別途消費税が加算されます。

 

概要:

【検索キー】CA5, CA50, CA55, CA

概要:

【検索キー】CA5, CA50, CA55, CA550, CA

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