光スペクトラムアナライザ AQ6373E

高分解能&高感度 短波長 光スペクトラムアナライザ

  • 3モデルをラインアップ
    標準モデル、高分解能モデル、リミテッドモデル
  • 波長範囲:350~1200nm
  • 波長確度:±0.05nm
  • 波長分解能設定:0.01~10 nm (高分解能)*
    0.02~10 nm (標準)
    0.1~5 nm (リミテッド)
    *0.01nm設定の有効波長範囲:350~600nm
  • 最大安全入力パワー:+20dBm
  • レベル感度: -80 dBm
  • ダイナミックレンジ:60dB以上
  • シングルモード、マルチモードファイバ、大口径ファイバに対応
  • アライメント光源内蔵
  • 外部光源での自動波長校正
  • 可視光の色度図解析機能を搭載

世界最高クラスの光学性能

高波長分解能 0.01nm & 高ダイナミックレンジ 60dB以上

  • コンパクトながら高性能な新設計モノクロメータを搭載。
  • シャープな分光特性により、近接した信号も分離して正確に測定します。

高感度 -80dBm

  • 微弱な光信号も短時間で正確に測定します。
    • 7段階の測定感度設定
      測定アプリケーションや測定スピードなどの条件に応じて、適切な設定を選択いただけます。

    • 高ダイナミックレンジモード搭載
      強い光信号により引き起こされるモノクロメータ内の迷光の影響を軽減、より高いダイナミックレンジが得られます。

パルス光測定機能

  • ピークホールドと外部トリガー機能搭載。 パルス信号のパルスピークスペクトラムを測定します。
    長距離ファイバ伝送のループテストやレーザチップなど測定に有効です。

フリースペース入力

  • シングルモードファイバやマルチモードファイバだけではなく、800µmの大口径ファイバを使用できます。

優れた測定スループット

高速スペクトル測定

先進のモノクロメータ技術や高速な電気回路、独自のノイズ低減技術により、高速スペクトル測定を実現。レーザ光などの急峻な立ち上がりのあるスペクトラムや微弱信号などの測定で威力を発揮します。

より広帯域を高分解能で一括測定

200001のデータポイント数により、高い分解能を保ったまま、より広い波長範囲を一括測定できます。
データポイント数の不足に起因する波長分解能の著しい低下や非効率な波長範囲の分割測定などの問題を解決し、測定をより高精度化・効率化します。
*モデルによって異なります。

フリースペース構造の光入力部

  • シングルモードおよびマルチモードファイバーに対応。マルチモードファイバーでも挿入損失が少なく、信号レベル低下による測定速度の低下を抑えます。
  • 光コネクタ接続再現性に優れ、安定した測定を実現。内部ファイバーとの接触によるファイバー接続面破損の心配もありません。
光入力部

高速リモートインタフェース搭載(Ethernet、GP-IB)

より広帯域を高分解能で一括測定

200001のデータポイント数により、高い分解能を保ったまま、より広い波長範囲を一括測定でき、測定をより高精度化・効率化します。

マルチタッチ対応大型LCD

マルチタッチ対応の静電容量式タッチパネルを搭載した高解像度で応答性の高い10.4 型LCDディスプレイにより、操作がさらに簡単で直感的になりました。
タブレット端末を操作する感覚で、測定条件の変更、測定や解析の実行、光スペクトルビューの変更などを行うことができます。
光スペクトルビューでは、タップ&ドラッグするだけで波形ビュー領域をズームまたはシフトできます。

マルチタッチ対応大型LCD

USBポート

USBポート

サムネイル・ファイル表示

メモリーに保存された大量のファイルの中から必要なファイルを探し出すのに便利です。

サムネイル・ファイル表示

全トレース一括保存・再生機能

全7トレースの保存と再生が1ファイルで行えます。ファイルは、CSV 形式で保存され、PCアプリケーションソフトウェアで活用することができます。

測定プロセスを簡潔化するDUT指向のテストアプリ(APP)

アプリケーション(APP)モードは多用途なAQ6370シリーズを測定対象デバイス(DUT)専用の測定器に変身させます。
APPモードは、測定条件設定から解析結果出力に至るまでお客様をナビゲートするDUT 固有のユーザーインタフェースを提供します。
お客様はAQ6373Eの様々な設定を意識することなく使用することができます。

アプリの基本動作

自動測定システム

AQ6373Eには、WDMテスト、DFB-LDテスト、FP-LDテストなどのいくつかの基本的なアプリがプリインストールされています。
また、AQ6373EのウェブサイトからダウンロードしたアプリをAQ6370シリーズに追加して使用することもできます。

自動測定システム

APPメニュー画面

豊富な解析機能

7つの独立トレース

複数スペクトラムの同時表示、差分演算などのトレース間演算機能、最大・最小値記憶(Max/Min hold)などを装備。

データ解析機能搭載

代表的な解析機能を標準搭載しています。

  • スペクトル幅解析
  • WDM(OSNR)解析
  • DFB-LD解析
  • FP-LD解析
  • LED解析
  • SMSR解析
  • 光パワー解析
  • 各種フィルタ解析など
  • 色度図解析

プログラム機能を使用して、複数の解析を自動的に実行することができます。

自動測定システムの構築サポート

プログラム機能

  • 外部コントローラを使用せず、小規模な測定システム構築できます。
  • 実際のキー操作やパラメータを設定する感覚で簡単に実行プログラムを作成できます。

高速リモートインタフェース

外部コントローラによる自動テストシステム構築をサポートします。

  • 高速な測定、コマンドレスポンスとデータ転送能力により、自動テストシステムの試験時間短縮に大きく寄与します。
  • SCPI互換コマンド(標準)
  • AQ6317シリーズコマンドにも対応
  • LabVIEW®ドライバの提供

自動測定システム

高性能を維持する機能搭載

周囲環境の変化や移動時受ける振動や衝撃は光学系に少なからず悪影響を与え性能劣化の原因となります。 AQ6373Eには、短時間で光軸ずれや波長ずれを補正して高い光学性能を維持する機能が搭載されています。

内蔵アライメント用光源

AQ6373Eは、内蔵のアライメント光源あるいは外部光源により、アライメントが行えます。

波長校正機能

外部光源を用いて波長校正を行い波長ずれを自動補正します。

アライメント機能

内蔵アライメント光源あるいは外部光源を使用して、移動時などの振動や衝撃による光軸ずれを自動補正します。

レーザ光源の解析

可視光(VIS)の波長域で発光するDFB-LDやFP-LD、VCSELは、 アプリケーションの異なる多くの分野で使用されています。

  • 医療、バイオ分野(レーザ治療、DNA解析、レーザ顕微鏡)
  • 産業機器分野(レーザ加工、レーザマーカ)
  • 家電分野(レーザプロジェクタ、次世代光ディスク、LED関連)
  • 計測、センシング分野(LIDAR、干渉計)
  • 通信分野(POF通信)
  • 量子技術
VCSEL
走査型電子顕微鏡で見たVCSEL

FP-LDの測定例

高分解能モデルによる可視(緑色)レーザーの測定例

可視LEDの評価

照明、表示や計測など多分野に応用される可視光LEDの出力光の発光スペクトラムを測定し解析を行います。大口径ファイバに対応したAQ6373Eでは、効率的に光を取り込み光スペクトラムを測定し、標準搭載の色度図解析機能により、ドミナント波長や色座標XYZ、色温度の評価ができます。

可視LEDの評価

NA変換ファイバー

比較的大きなNAを持つGI50またはGI62.5 光ファイバーに NA変換ファイバーを接続することで、光レベル測定の安定性 を向上させることができます。

ラックマウント用キット 751535-E5

EIA単装用、/PD2オプション付モデル
販売単位:1
価格 ¥15,000 (税抜)

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