近年、IEC62301やErP指令Lot6などの規格試験方法への対応要求が高まってきています。
消費電力測定ソフトウェアは、本ソフトウェアをインストールしたPCと、当社電力計WTシリーズ※1(下記 対応機種一覧 参照)とを接続することで、2011年1月発行されたIEC62301 Ed2.0(2011)およびErP指令Lot6の試験方法に準拠した測定が簡単にできるソフトウェアです。
IEC62301 Ed2.0(2011)にて、安定した測定結果を得るためのアルゴリズムと測定パターンがEd1.0から大きく変更されていますので、最新の対応を求められる場合には本ソフトウェアが必要となります。
また、このソフトウェアでは測定条件の設定により、Ed1.0とEd2.0を切り替えて測定することができます。
IEC62301 Ed2.0は、EN50564:2011指令における参照規格となっています。
本ソフトウェアは両規格の試験方法に対応しています。
本ソフトウェアを使用すると、試験に必要な情報入力・電力測定だけでなく、測定結果のレポート出力ができます。
Ver.4.4.2より、IEC62301 Ed2.0(Auto)設定 の場合には、測定画面に測定データ、判定データのトレンドグラフ表示ができます。
※1 微小電流測定のため、十分な測定精度を得る為には、以下の条件で測定することをお奨めします。
WT5000 | 5A高精度エレメントが最適です。 30A高精度エレメントの最小電流レンジは500mAレンジですので、微小電流測定時にはご注意ください。 |
WT3000/WT3000E | 2A入力エレメントが最適です。 30A入力エレメントの最小電流レンジは500mAレンジですので、微小電流測定時はご注意ください。 |
WT1800/WT1800E* WT1600 |
5A入力エレメントが最適です。 50A入力エレメントの最小電流レンジは1Aレンジですので、微小電流測定時はご注意ください。 |
本ソフトウェアは測定項目が限られている専用ソフトウェアです。
汎用フリーソフトウェアとしてのデータ収集ができないため、ユーザー登録により予め了承いただいた上で、ダウンロード可能としております。ご了承ください。
トレンドグラフ描画(「IEC62301 Ed.2(Auto)」、「EN50564:2011(Domestic appliance)」、または「EN50564:2011(Other)」の場合)測定の開始/ 停止に合わせて、トレンドグラフが描画されます。
電力計
PC本体
OS(オペレーティングシステム)
日本語または英語版のWindows Vista、Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、Windows 10のいずれかが必要です。
* 32ビットバージョンと64ビットバージョンに対応。
通信ボード
GP-IB
NI(ナショナルインスツルメンツ)社製の次のボード
OS | |||
Windows Vista Windows 7 |
Windows 8 Windows 8.1 |
Windows 10 | |
ドライバNI-4882のバージョン | |||
PCI-GPIB | 2.7.2以降 | 3.1.0以降 | 15.5.0以降 |
PCI-GPIB+ | |||
PCIe-GPIB | |||
PCIe-GPIB+ | |||
GPIB-USB-HS | 2.8.1以降 | ||
GPIB-USB-HS+ | 14.0以降 |
RS-232
PCのCOMポートが空いていること。
イーサネット(Ethernet)
10BASE-Tまたは10BASE-TX対応のイーサネットポートが必要
USB
USB Rev 1.1以降のUSBポートが必要です。
ディスプレイ、プリンタ、マウス
上記のOSに対応したものが必要です。
※本ソフトウェアは予告なく変更される場合がございます。予めご了承下さい。
バージョン | 追加機能 |
---|---|
4.2.6 以降 |
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4.2.3 以降 |
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4.2.2 以降 |
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4.0.1 以降 |
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3.1.3 以降 |
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