高調波/フリッカ規格試験では、詳細な測定方法および電源設定が定められています。
その一方で、規格内容の見直しが適時行われており、規格適合試験を行うためには特別な知識と最新の情報を調査する必要があります。
高調波/フリッカ測定ソフトウェア761921-S1は、プレシジョンパワーアナライザWT3000/WT3000Eを使った高調波/フリッカ測定に加え、電源(エヌエフ回路設計ブロック社製)をコントロールする便利な機能を追加しました。
規格試験で要求される各種設定をPCで一括して設定でき、特別な知識がなくても限度値判定・試験レポート出力が簡単にできます。
電源環境シミュレータ ESシリーズ (株式会社エヌエフ回路設計ブロック)
プログラマブル交流電源 DPシリーズ (株式会社エヌエフ回路設計ブロック)
限度規格番号 | 測定器への要求規格番号 | |
高調波 測定 |
IEC 61000-3-2 Ed 3.0, Ed 3.0 A2, IEC 61000-3-2 Ed 4.0 IEC 61000-3-2 Ed 5.0 EN 61000-3-2: 2006/A2: 2009, EN 61000-3-2: 2014 JIS C 61000-3-2: 2011 JIS C 61000-3-2: 2019 |
IEC 61000-4-7 Ed 1.0, Ed 2.0 ,Ed 2.0 A1 JIS C 61000-4-7: 2007 |
IEC 61000-3-12 Ed 1.0, IEC 61000-3-12 Ed 2.0 EN 61000-3-12: 2005, EN 61000-3-12: 2011 |
IEC 61000-4-7 Ed 1.0, Ed 2.0, Ed 2.0 A1 | |
フリッカ/ 電圧変動 |
IEC 61000-3-3 Ed 2.0: 2008, IEC 61000-3-3 Ed 3.0: 2013 EN 61000-3-3: 2008, EN 61000-3-3: 2013 |
IEC 61000-4-15 Ed 1.1: 2003, IEC 61000-4-15 Ed 2.0: 2010, EN 61000-4-15: 1998/A1: 2003, EN 61000-4-15: 2011 |
IEC 61000-3-11 Ed 1.1 : 2003 EN 61000-3-11 : 2000 |
IEC 61000-4-15 Ed 1.1: 2003, IEC 61000-4-15 Ed 2.0: 2010, EN 61000-4-15: 1998/A1: 2003, EN 61000-4-15: 2011 |
規格試験時、簡単に電源を設定でき、効率良く試験ができます。
測定対象機器に合わせて簡単に設定できます。
また、電源の異常チェック、試験中の電源状態の監視もできます。
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高調波測定の結果からクラスA、B、C、Dによる合否判定ができます。
測定値リスト表示だけでなく、高調波成分ごとに限度値を表示するバーグラフ判定を表示できます。
高調波限度値判定と測定値のバーグラフ表示
IEC61000-3-3に準拠した電圧変動/フリッカ試験ができます。
IEC61000-3-3に準拠したフリッカ限度値判定とCPFグラフ表示
高調波/フリッカ測定の結果を数値リストとグラフ(高調波のみ)で印刷したり、画像のイメージデータを保存できます。