引取校正の内容
自社製品の仕様把握が万全、設計・製造・保守サービスと一貫した品質管理体制で作業を実施できる事が、メーカー校正の特徴です。製品の仕様外れを確認した場合、製品出荷判定値内への調整が可能で有れば、製品出荷判定値内へ調整、調整前・後で校正を実施するメーカーならではの「標準校正」をご用意しています。
→ 横河グループ トレーサビリティ体系
校正作業の流れ
校正ご依頼時の注意事項
- 校正対象品の作業において故障を確認した場合、作業を中断し、お客様へご連絡いたします。
ご連絡後はお客様からの指示に従って作業を再開いたします。
- 校正結果が製品出荷判定値内、または調整箇所の無い製品は調整を実施せず、校正(値付け)のみを実施いたします。
- 校正対象品の受付後、やむを得ず校正を辞退させていただく場合があります。
- 校正用設備故障等の不測の事態が発生した場合。
- 製造から長時間経過した製品など、劣化が著しく作業の信頼性が維持出来ないと判断した場合。
校正のご依頼
校正対象品の送付、校正見積等のご依頼はお買い求めいただきました当社製品の販売代理店へお願いいたします。また、お買い求めいただいたときの販売代理店が不明の場合は最寄りの販売代理店にご用命ください。
注:
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作業内容によっては内部メモリーをフォーマット、本体設定初期化を実施させていただく場合が有ります。
また、本体個別の設定や重要な測定データは、作業中や輸送中の事故により、消失する可能性もあり得ますので、お客様でバックアップをしていただいた上でのご依頼をお願いいたします。
尚、お預かり時に内部メモリーが破損している場合、当社でのデータ修復・解析には対応いたしておりません。重要なデータや設定はバック アップを取っていただくことをお勧めします。
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校正の種類
- 標準校正
標準校正は、当社で定めた項目について作業を実施する引取校正サービスです。製品出荷判定値内の製品、調整箇所の無い製品を除き、追加料金が発生する事無く、標準校正では次の内容をご提供いたします。
- 製品仕様外れを確認した場合、調整作業を実施いたします。その際、調整実施前、調整実施後のそれぞれで校正を実施いたします。
- 成績書は調整実施に関わらず、同額でのオプション料金(校正料金に含まれず)でご提供いたします。
- 標準外校正
指定ポイント、組合せ校正、実温度校正、調整不可等のご要求にも対応します。
詳細の指定内容などにつきましては、ご依頼時に当社営業、又は販売代理店へご連絡をお願いいたします。
試験、又は検査のみが実施される製品について
当社では、JIS Z 8103:2000「計測用語」の主旨に沿った、製品の「校正」、「試験、又は検査」を実施いたします。成績書に測定値の記載が無く、特性、機能検査、性能の評価の結果みが記載される製品の場合、校正証明書は発行されません。製品の試験、又は検査を実施した証明として成績書のみを有償にて発行させていただいております。
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カタログ
測定器保守サービスのご案内 (1.59MB)
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