二次電池の充放電特性測定

概要

リチウムイオン電池、ニッケル水素電池など2次電池の充電、放電動作を行ないます。ソースメジャーユニットGS610は、急速充電動作では2C~5C程度(電池容量の2~5倍)の大電流による定電流充電を行ない、電池電圧が規定値以上になった時点で定電圧充電に切替えます。定電圧充電では充電電流が次第に小さくなり、規定値以下になった時点で充電を停止します。GS610はこの動作モード切替に連動して、電池電圧測定から充電電流測定に自動切り替えするオートV/I切替機能を用意しています。一方、放電動作ではGS610が電池の負荷となってパルス電流シンク(吸い込み)を行ないます。携帯機器の間欠動作を想定した定電流パルス放電動作が可能です。

 

特長

  • 最大電流3.2Aまでの充電および放電動作が可能
  • パルス電流による充放電動作が可能
  • IソースVメジャーからVソースIメジャーへの自動切替が可能(オートVI機能)
  • 汎用ワークシートを利用したデータ収集とグラフ描画
  • コントロールソフトウェアは不要
 

二次電池の充放電特性測定

関連業種

関連製品とソリューション

ソースメジャーユニット GS610

GS610は電圧・電流発生および測定機能を搭載した高精度・高機能のプログラマブル電圧電流源です。最大出力電圧は110V,最大出力電流は3.2Aで、ソース動作(電流の供給)およびシンク動作(電流の吸い込み)が可能なため、広範囲にわたる基本電気特性の評価を行なうことができます。

校正器 / 標準発生器

開発現場や工場で使用される電力計、温度計、マルチメーターなどの測定器には、正確さを保つために定期的な校正が必要です。ISO9001を中心とした国際標準規格に対応した品質マネジメントシステムの導入が進み、測定器を校正する重要性が一層高まっています。長年蓄えた高い計測技術を使って開発した校正器、標準発生器により、こうした要求にお応えします。

Precision Making

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