電圧レギュレータの電力変換効率測定

概要

3端子レギュレータやDC-DCコンバータの電力変換効率を測定します。
1次側に電力供給用ソースメジャーを、2次側には電力消費用のソースメジャーを接続し、負荷電流をスイープすることにより消費電力と供給電力を変化させます。
消費電力と供給電力の比から電力変換効率を求めます。

 

アプリケーションのポイント

1台のユニットに独立した2チャネルのソースメジャーが搭載されており、チャネル1を電源として使い、チャネル2を電子負荷として使うことで、従来別々だった2台の測定器が1台になるだけでなく、同期運転や測定データ結合などの手間が省けます。
装置の省スペース化、評価時間の短縮化を実現します。

 

特⻑

  • 電力供給動作と電力消費(負荷)動作
  • 7V/3.2A、18V1.2Aまでの発生と測定が可能(18Vレンジモデル)
  • 20V/1.2A、50V0.6Aまでの発生と測定が可能(50Vレンジモデル)
  • 汎用ワークシートを利用したデータ収集と演算
  • 専用ソフトウェア不要

電圧レギュレータの電力変換効率測定

関連業種

関連製品とソリューション

マルチチャネル ソースメジャーユニット GS820

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校正器 / 標準発生器

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Precision Making

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